2011年12月27日火曜日

トレーニングについて (FM2012版)

元ネタ FM2012 TRAINING AND MATCH PREP MASTERCLASS

翻訳が下手ですいません。明らかに変な所がありますがとりあえず公開してしまいます。ツッコミあればお願いします。(最終更新: 2012-02-29)

上記サイトでは役に立つ記事が沢山ありますが、特に能力値についての記事がとても興味深いです。こちらはすでに日本語化サイトの管理人様が翻訳されています。(能力値についての説明)

併せて読むと、より理解が深められるかと思います。とくに背景能力値、一次能力値などは知らないとわけがわからないところです。

背景が色つきの文字についてですが、背景能力値一次能力値二次能力値その他となっています。必ずしもそうじゃないみたいです(例えば、ひらめきは能力値の解説だと二次能力値とされているが、この記事ではオレンジの背景色になっている)。真偽不明なので、原文通りの色指定にしておきます。

*長すぎて全文読みたくない人はトレーニングについて追記に要点をまとめておりますのでそちらへどうぞ。でも個人的には原文とあわせて読むのをお勧めします。

*GK- シュート阻止にポジショニングを追加しました(参照

*元記事では「創造性はトレーニングでは上がらない」とあるのにも関わらず、攻撃トレーニングカテゴリーに創造性が含まれているという矛盾があります。ゲーム内ヘルプに従うと、創造性は攻撃トレーニングで上がることになっているので、この記事ではそちらに統一します。


この記事は‘FM2011 Training Masterclass’のアップデートバージョンで、トレーニングと戦術トレーニングについて、 どのように作用するか、FM2011からの変更点、スライダーの役割とプロパティへどう作用するかを見ていきます。この記事にあるすべての情報は、個人的なメッセージ、あるいはSIのオフィシャルフォーラムを通じて開発者から確認された事実です。推測的な情報についてはそのように明記していきます。


トレーニングについて

9種類のトレーニングカテゴリーがあり、そのうちの2つはフィットネスに関連し、その内の2つはGKに関連し、そしてそれ以外の5つは一般的なトレーニングです。全てのカテゴリーはゲーム上確認できる能力だけに作用します。能力についての詳細はこの記事(http://www.mantralux.com/2010/11/player-attributes-explained/)をご覧ください。

まず知っておくべき重要なことは、1つのトレーニングカテゴリーに関連したすべての能力値は平等に増加のチャンスがあるということです。例えば、体力トレーニングはジャンプ力、健康さ、スタミナ、体力、運動量に効果がありますが、いずれかが優先されることはありません。つまり、体力トレーニングを行えば、それらすべての能力値に平等に増加するチャンスがあります。能力値が10から11に上昇するより19から20に上昇させる方がより時間がかかりますが、それはトレーニングした能力値が上昇するチャンスに関係ありません。

トレーニングカテゴリを1つ1つ見ていきましょう。

体力(フィジカルトレーニング)

ジャンプ力健康さスタミナ強靭さ運動量、5つの能力値をコントロールします。FM11ではジャンプ力はエアロビクスカテゴリーだったので、4つの能力値にだけでした。このカテゴリーは全体的なフィットネス(試合で消耗するコンディション)とフィジカルインパクト(粘り強さと対人)を強化します。また、プレシーズントレーニングでも重要な要素です(詳細はプレシーズントレーニングの項目で)。GKがこのトレーニングを設定した場合、「運動量」は増加しません

エアロビクス(フィジカルトレーニング)

加速力敏捷性バランススピードの4つの能力値をコントロールします。このカテゴリは主に選手のアスリート力を上昇させます。これにより足がより早く、より俊敏に、より足元で安定するようになるでしょう。多くの場合、全体的なフィジカルを高める「体力トレーニング」と組み合わせて使用し、またプレシーズン目的にも使用されます。

GK - シュート阻止(GKトレーニング)

反応(GK)1対1(GK)冷静さ集中力ポジショニングの5つの能力値をコントロールし、うち2つはGK特有のものです。

GK - ハンドリング(GKトレーニング)

空中能力(GK)キック力(GK)ハンドリング(GK)スローイング(GK)の4つの能力をコントロールし、4つともゴールキーパー固有の能力値です。このカテゴリはゴールキーパーの二次能力を鍛えます。注釈:空中能力はゴールキーパーにとってのジャンプ力と同義

戦術(一般、GKトレーニング)

予測力冷静さ(非GK)集中力(非GK)判断力チームワーク(非GK)支配力(GK)コーチング(GK)飛び出し(GK)の8つのカテゴリをコントロールし、ゴールキーパーの能力も上げられます。多くの能力値に影響するカテゴリーであるため、特に若い選手にとっては最も重要です。このカテゴリでは、試合の流れを読み、どのように動き、どのようによりよい判断をするかを鍛えられます。GKがこのカテゴリーをトレーニングすれば、チームとの相互理解を深め、より判断力を養うためのメンタルトレーニングのエクステンションとなります。

ボールコントロール(一般トレーニング)

ドリブルファーストタッチテクニックひらめきヘディングの5つの能力をコントロールします。選手の予測不可能性に関する能力値であるひらめき以外は、技術と正確性に関する能力値です。選手のレパートリーが限られている、および/または、このカテゴリの名の通り、選手がより良いボールコントロールをする必要があると感じればこのカテゴリーは有用です。ゴールキーパーのトレーニングは、ファーストタッチを上昇させるだけになります。

守備(一般トレーニング)
タックルマーキングポジショニングの3つの能力をコントロールします。かなり単純なカテゴリで、あらゆる守備思考の選手に有用です。FM2011ではこのカテゴリに「集中力」も含まれていましたが、今作では守備での「オフザボール」能力と言える「ポジショニング」へと交換されました。
攻撃(一般トレーニング)

クロス創造性オフザボールパスの4つの能力をコントロールします。「テクニック」と「ひらめき」とともに、どの選択肢からプレーを選択するかを決定する一次能力の「創造性」を含んでいるので守備カテゴリほど単純ではありません。また「パス」をトレーニングできる唯一のカテゴリです。ピッチ上のあらゆる選手に有用ですが、とりわけ攻撃的ミッドフィルダーに最も有用なのは明確です。

シュート(一般トレーニング)

最後に、このカテゴリは決定力ロングシュートを2つをコントロールします。FM2011では、このカテゴリに「冷静さ」が含まれていましたが、FM2012では適切に削除されています。シュートカテゴリは最後の仕事を期待される選手に有用なのは一目瞭然で、ゴール前での精度が向上します。

このセクションの冒頭で述べたように、カテゴリーのすべての能力値に増加するチャンスが等しくあり、それはカテゴリにいくつの能力値があっても関係ありません。方程式に能力値を含める場合複雑ですが、これについては後述します。

トレーニングスコア(上級編)

様々なカテゴリーがどの能力値に影響するのがわかったところで、1つまたはそれ以上の能力値の増加がどう計算されるかを理解していきましょう。簡単に説明すると、トレーニングスコアはそれぞれのトレーニングカテゴリーで計算され、そのスコアは能力値を増加させるかどうか、もし増加するならどの程度かを決定するのに使われます。

このトレーニングスコアは3つの異なる要素から計算されます。

  • トレーニング負荷 - カテゴリーのスライダーがどの高さにセットされているか
  • コーチの負荷 - 「軽い」、「普通」、「重い」、「なし」
  • ーチレベル - コーチが持つ星の数

スコアが計算されると、選手の不満、隠されたメンタル能力値や現在能力値(CA)のような他の要因に代入され、そこでトレーニングの成功の是非が決定されます。高い能力値はトレーニングするのがより難しく(遅く)、そして選手のモラルはトレーニングのパフォーマンスに影響します。最終的な結果は単純に1つかそれ以上の能力値が上昇する、またはしないかです。

より高いトレーニングスコアほど能力値が上昇するチャンスが大きくなります。最高のトレーニングスコアを達成し、最高の能力値増加のチャンスを得るためには、コーチの負荷を軽くしたできるだけ多くの星を持つコーチを獲得、トレーニングしたいカテゴリーのスライダーを最大に、そして選手がプロフェッショナルで最高のモラルを持つ、以上の点を確保してください。

トレーニング負荷

Football Manager が発売して以来、スライダーの謎について多くの憶測が飛び交っています。いつくかの説が存在しますが(例: 目盛りの量XがXの結果を与える)、そこに謎はありません。つまり、トリガーリミットはなく増加は純粋な線形で、あなた自身で個々の選手ごとにスイートスポットを探さなければなりません。ラベル(普通、激しい、非常に激しい等)は視覚的なフィードバックのためにのみあります。

1目盛り1目盛りで最終的なトレーニングスコア(選手が能力値を改善するするチャンス)が増加します。能力値を上昇させるために現実的なチャンスを得るためには、能力値が関連付けされているカテゴリーに接続されているスライダーを「普通」の最小レベルにすることをお勧めします。

スライダーの設定が可能なかぎり最小の設定(目盛り1)でも成長の可能性はありますが、その設定ではトレーニングスコアでは低すぎるので、能力値増加の可能性は限りなくゼロに近いです。

スライダーはトレーニングスコアを形成する方程式の一部でしかないですが(コーチの負荷と星の数もほぼ同じぐらい重要)、最終的なトレーニングスコアはカテゴリーの負荷が「軽め」だと劇的に削減されます。

また、心に留めておくべきは、全体のトレーニング負荷が高ければ高いほど、怪我や不満のリスクが大きくなります。これはそれぞれのカテゴリーのスライダーを最大まで上げてはならないという意味ではありません(実際、トレーニングスコアをあげるためには、上げることをおすすめします)。下にある全体のトレーニング負荷スライダーに注目しなければならないことを意味します。全体のトレーニング負荷を「激しい」のひとつ下の目盛りに合わせれば、怪我や不満を最小限に抑えられます。

コーチと負荷

コーチについては非常に単純で、星が多いほど優秀です。星は考慮に入れるべきもので、100%信頼できるものです。二人のコーチが両者とも「戦術」で4つの星を持っていれば、どちらのコーチを使おうと関係なく、まったく同じトレーニングスコアを達成します。

コーチの負荷は能力値増加の速さを決定します。「軽い」は早く、「普通」は遅く、「重い」は最も遅く、「-」はなにもありません。コーチの負荷は能力値の増加レベル(どれぐらい)には影響せず、増加のレート(速さ)に影響します。

5つ星のコーチと1つ星のコーチのトレーニングを同じカテゴリで行っても、トレーニングは低いレベルのコーチからの影響は受けません。レートは全体の問題であり、カテゴリーでどの程度よく訓練されているかの全体的な指標です。そのため、9つのカテゴリにハイレベルのコーチと契約し割り当ててから、コーチ負荷を「軽い」で埋めるためにレベルの低い(安い)コーチを雇うのは安全です。また一人のコーチがいくつのトレーニングに入っているかも問題ではありません。

それらを念頭において、最高の長期計画は負荷より星を優先することです。

コーチの能力値

選手の能力値と同様に、コーチの能力値も背景一次二次能力値がありますが、コーチを扱う場合、それらは別の意味を持っています。

背景能力値

2つのタイプの背景能力値があります。最初のタイプ(コーチング)は個々の選手のトレーニングスコアに影響します。それは選手管理若手指導です。これらは互いに同等であり、前者はトップチームコーチ、レギューラーコーチとして好まれ、後者はユースコーチとして好まれます。

背景能力値の第二のタイプ(メンタル)は、コーチがクラブにどれだけ上手く馴染めるか、また戦術知識のようなものをコントロールします。これは選手の能力判定も含まれます。ですから、メンタル背景能力値はアシスタントマネージャーを選ぶのに非常に重要です。

背景能力値はコーチの星の数に影響しません。

一次能力値

一次能力値はトレーニングの質の評価(星)を計算するときにすべてのトレーニングカテゴリーで使われます。これらは勝利意欲規律性モチベーション管理です。3つの能力値が十分高ければ、コーチは二次能力値に関係なく一般的に優秀です。一次能力値はすべてのカテゴリーで最大の星の評価の少なくとも50%を占めます。

二次能力値

二次能力値は特定のトレーニングカテゴリーにだけ影響します。ここではそれらがどのように、どれぐらい特定のトレーニングカテゴリに影響するかを見ます。

  • 攻撃 – 43% 攻撃  24% シュート
  • 守備 – 43% 守備
  • フィットネス – 62% 体力  62% エアロビクス
  • ゴールキーパー – 43% GK (シュートストップ) 43% GK (ハンドリング)
  • メンタル – 24% ボールコントロール
  • 戦術– 43% 戦術 19% 守備 24% 攻撃
  • テクニック – 43% ボールコントロール 43% シュート

これらの情報から、コーチを選択し、任命する方法について、かなり良い仮定を立てることができます。高い背景能力値(コーチング)はトレーニングスコアを増加し、高い背景能力値(メンタル)はアシスタントマネージャーに最適です。高い一次能力値は全てのケースで好まれ、二次能力値は特定のカテゴリに使用されます。

カスタムスケジュール

FM2011と比べると、デフォルトで「コンディショニング」という新しいスケジュールがあります。このトレーニングスケジュールはフィットネス関連のトレーニングに使用され、プレシーズン用スケジュールとしてかなり優秀です。これらデフォルトのスケジュールはトレーニングモジュールを深く探求したくない人のために用意されたものですが、選手のポテンシャルを最大限に呼び起こすためには、カスタムスケジュールを作成する必要があります。

これには様々なアプローチがあります。ある人はカテゴリは変更されているがデフォルトに似た一般的なスケージュールを作り、また、ある人はポジションごとにスケジュールを組み、ある人は個々の選手に対応したスケジュールさえ作ります。

選手一人ひとりにスケジュールを組むことはFM2012では必要ではありません。通常トレーニングの上に個別強化トレーニングがあるからです。個別強化トレーニングについては次のセッションで。

わたし自身の意見では、カスタムスケジュールを組むためのベストのアプローチは、すべての基本ポジション + チームの特徴 + プレシーズン用の3つを使うことです。わたしのケースでは、まずゴールキーパー、センターバック、サイド/ウィングバック、 守備的ミッドフィルダー、攻撃的ミッドフィルダー、ウィンガー/ワイドフォワード、ストライカーのスケジュールを作ります。そして「プライム」スケジュール(チームとして大事にしたい要素のトレーニング。例えば攻撃的な特徴あるチームを作るならそこに焦点を当てたスケジュール等)を作ります。最後にシーズンブレイク終了後のフィットネスを強化するためのプレシーズン用スケジュールを組みます。

個別強化トレーニングとセットプレイトレーニング

FM2011のように、すべての選手に個別強化トレーニングを組むことができます。ひとつの能力値をターゲットにブーストするので、トレーニングカテゴリーより具体的に強化したい場合に便利です。

個別強化トレーニングは7のフィジカル(健康さ以外)と、3のメンタル、そして14すべてのテクニカルの中からひとつに焦点を当てトレーニングができます。中でも強力な一次能力値であるテクニックで、また、プレッシャーのもとでもパフォーマーンスを発揮できる冷静さも重要です。FM2011では「タックル」は個別強化トレーニングに含まれませんでしたが、FM2012ではオプションの1つとして選択できます。

他で重要なのは、FM2010とそれ以前ではセットプレイのトレーニングカテゴリーがあったということです。FM2011でGKカテゴリーに置き換えられたので、通常トレーニングで強化できないセットプレイを強化するには個別強化トレーニングでフリーキックペナルティキックロングスローコーナーキックを個別に設定しなければなりません

戦術トレーニング

新しくなったFM2012では戦術トレーニングパネルが刷新され、チームが戦術にどれくらい馴染んでいるかの視覚的指標が提示されました。また、選択した重点強化項目に応じて、特定の試合で一時的な効果があります。FM2011でのモジュールと対照的に、現行は戦術モジュールに配置されていますが、機能的にはFM2011とまったく同じです。

最初に理解しておくべき重要な点は、戦術トレーニング負荷と重点強化項目は、重点強化項目が他のトレーニングアクティビティ(習熟度を含む)から時間を割く以外では、互いに影響しないということです。高い負荷は重点強化項目の効果を増加させることなく、重点強化項目は戦術の習熟度に影響しません。

負荷のセッティング

最高設定(非常に高い)にしても選手が不満を持つわけではありません。ただ、通常トレーニングスケジュールから時間を割くようになります(つまりトレーニングスコアは低くなる)。短期的なソリューションとして、新しい戦術を学習するときこのように負荷を上げるのもひとつです

トレーニングされた戦術の習熟度が満たされれば、レベルを維持する目的でスライダーを「低い非常に低い」に下げ、通常トレーニングにより力を注ぐ方向にシフトします。スライダーをそのままにしておくと、戦術トレーニングの負荷設定は通常トレーニングの時間をカットし続けてしまいます。

習熟度

この増加に伴い、選手は戦術的な指示をより良く実行します。いつもバーが満タンであることを目指してください。戦術を変更するたび、たとえ些細な変更でもゲームはチームの習熟度を再計算します。これは試合中でも同様です。タッチラインからの指示、あるいはハーフタイムでの戦術変更は、"新しい"戦術に習熟していないとみなされ、チームに悪影響を及ぼす可能性があります。

重点強化項目

この選択肢は試合ベースで一時的な利益を得るために使われます。これらは蓄積されず(チームワークを除く)、次の試合のためだけのブーストとして見られます。タフな試合を控えていれば、守備時のポジショニングに焦点を当てたくなるだろうし、簡単な試合を控えていれば攻撃時のムーブメントを選びたくなるでしょう。

注目に値するのは、選択された重点強化項目がいずれであっても、戦術の習熟度は急速に増加しないことです。もしチームができるだけ早く戦術を習得したいのであれば、重点強化項目を選んではいけません。

強化項目がマッチエンジンに変換するのは関連する能力値へ一時的なブーストです。そのブーストは選手が使用された戦術に精通しているときだけ与えられるので、習熟度と重点強化項目は互いに結びついています。

チームワーク

これは唯一効果が蓄積する強化項目であり、唯一試合中にアクティブでない強化項目です。代わりに、試合と試合の間でアクティブになります。チームワークをデフォルトで強化項目にセットしておき、試合前に他の特定項目にセットすれば二重の利益を得られるでしょう。チームワーク強化は、選手の関係性や団結して試合に取り組む姿勢を強くし、最終的にモラルとパフォーマンスが増加します。

指導とプレイスタイル

選手プロフィール - ポジションを選択するとプレイスタイル(PPM)が表示されます。選手がプレイスタイルを習得する方法には二通りあり、ひとつはプライベートチャットで習得させたいプレイスタイルを選手に語ることです。次に(選手に学ばせたいプレイスタイルを所持する)シニア選手が指導し、特定のプレイスタイルを学ばせることです。

選手が指導を受けるには若い必要があり、年齢は指導の中で大きな役割があります。選手が高齢だと新しいトリックの習得を嫌うでしょう。

指導は選手がプレイスタイルを習得することが第一目的ではありますが、他の利点はチーム内の関係性を構築できることにあります。同様に敵を作ってしまうリスクもありますが、指導のペアを選択する際に選手の個性を考慮すればポジティブな結果も得られます。

選手のトレーニング負荷とトレーニングレベル

選手プロフィール - トレーニングパネルでは左下にトレーニング負荷のパーセンテージが表示されます。これらから選手がどれくらいトレーニングの異なる側面に焦点を当てているのが分かります。プレイスタイルトレーニング、ポジショントレーニングや個別強化トレーニングを追加するたび、現在実行している通常とレーニンの時間の一部をとり出しています(トレーニングスコアは打撃を受けることになります)。

戦術トレーニングもこの共有をカットします。少なくとも70%は通常トレーニングに専念し、残りを個別のトレーニングや戦術トレーニングに充てるのが望ましい状況です。

トレーニングレベル(上級編)

しばしば見落とされがちなのはトレーニングパネルの右上にあるトレーニングレベルです。このパネルが有用な理由は、特定のトレーニングカテゴリでどれくらいトレーニングスコアが高いかを示すからです。バーは選手の不満、フィットネス、隠された能力値、現在能力値(CA)、トレーニング施設などに基づいて、カテゴリでどのようにトレーニングされているかを示しています。

通念に反して、バーは選手がどれぐらいハードにトレーニングしているかは示さない、つまり選手が怪我と不満のリスクゾーンにあるかどうかは示していません。

バーが低ければ、理由は次のいずれかで a) カテゴリでの負荷のスライダーが十分な影響をあたえるほど高くない b) 選手がすでにそのカテゴリで十分に高い能力値を持っていて、能力値が増える可能性が低くなっている c) 選手の現在能力値が上限に達していて、能力値に上昇の余地が無い、などです。

バーが高ければ、現在能力値やトレーニング負荷などからの計算により、そのカテゴリは成長するチャンスが高いことを意味します。トレーニングしたいカテゴリでできるだけ高いバーを目指すべきですが、バーが低いからといってペナルティはありません。つまり影響する能力値で成長するチャンスが少ないというだけのことです。

このパネルは、我々が単にこの情報に基づいて、トレーニングのスケジュールをカスタマイズできることを意味します。トレーニングスコアのヴィジュアルインディケーションへのアクセスにより、選手が現在行っているトレーニング負荷を上げたり下げたりすることで、バーの高さをコントロールすることができます。例えば、もし「タックル」と「スピード」の能力値を上げることが必要で、それ以外は気にしないというなら、すべての不必要なトレーニングを取りやめるためのガイドとして、トレーニングレベルバーを利用できるでしょう。

トレーニングのヒントとテクニック

この記事でレビューした情報を元に、トレーニングを効果的に利用するための幾つかの提案をします。明確にしておきたいのは、このセクション全体は、前述までの記事に基づいた推測と個人的意見です。

プレシーズン

サマーブレイクの後、選手たちがフィットネスと鍵となるメンタル能力値を鍛えられるよう、ほとんどを戦術、体力、エアロビクスに焦点を当て、特定のトレーニングを使用してください。戦術トレーニングにはメイン戦術を1つだけロードした状態にし、トレーニング負荷を非常に高いにセットしてください。プレシーズン全体を通しチームワークを重点強化項目に設定してしてください。

フィットネス情報(選手プロフィールの能力値パネル)で体調が整いコンディションの改善が見られれば、もうプレシーズントレーニングは必要としませんが、わたしはいつも戦術カテゴリの高負荷によるメンタル能力値増加の恩恵を得るため、全選手を開幕の2週間前までプレシーズントレーニングを設定しています。

セットプレイ

セットプレイテイカーに個別強化トレーニングのフリーキック、ペナルティキック、ロングスロー、コーナーキックを割り当ててください。FM2012にはセットプレイトレーニングがありませんので、すべてのセットプレイ能力値は個別強化トレーニングを介して増加します。

短期トレーニング

特定の選手の能力値をすぐに上げたいなら、まずどの能力値が学習されているかをトレーニングカテゴリで見つけてください。その後、その能力値が個別強化トレーニングで学習できるかどうかを確認してください。以下はどの能力値がどのカテゴリ/フォーカスでトレーニングされるかのリストです。

テクニカル
  • コーナーキック – 個別 コーナーキック
  • クロス – 通常 攻撃 / 個別 クロス
  • ドリブル – 通常 ボールコントロール / 個別 ドリブル
  • 決定力 – 通常 シュート / 個別 決定力
  • ファーストタッチ – 通常 ボールコントロール / 個別 ファーストタッチ
  • フリーキック – 個別 フリーキック
  • ヘディング – 通常 ボールコントロール / 個別 ヘディング
  • ロングシュート – 通常 シュート / 個別 ロングシュート
  • ロングスロー – 個別 ロングスロー
  • マーキング – 通常 守備 / 個別 マーキング
  • パス – 通常 攻撃 / 個別 パス
  • ペナルティキック – 個別 ペナルティキック
  • タックル – 通常 守備 / 個別 タックル
  • テクニック – 通常 ボールコントロール / 個別 テクニック
メンタル
  • 予測力 – 通常 戦術
  • 冷静さ – 通常 戦術 / 個別 冷静さ
  • 集中力 – 通常 戦術
  • 判断力 – 通常 戦術
  • ひらめき – 通常 ボールコントロール
  • オフザボール – 通常 攻撃 / 個別 オフザボール
  • ポジショニング – 通常 守備 / 個別 ポジショニング
  • チームワーク – 通常 戦術
  • 運動量 – 通常 体力
  • 創造性 – 通常 攻撃
フィジカル
  • 加速力 – 通常 エアロ / 個別 スピード&加速力
  • 敏捷性 – 通常 エアロ / 個別 敏捷性
  • バランス – 通常 エアロ / 個別 バランス
  • ジャンプ力 – 通常 体力 / 個別 ジャンプ力
  • 健康さ – 通常 体力
  • スピード – 通常 エアロ / 個別 スピード&加速力
  • スタミナ – 通常 体力 / 個別 スタミナ
  • 強靭さ – 通常 体力 / 個別 強靭さ

通常トレーニングと個別強化トレーニングの両方を割り当てられた能力値は、同時に使用された場合、増加率がより高くなります。積極性勇敢さ勝利意欲影響力の能力値はトレーニングを通しては強化できません。すべてのメンタル能力値は他の手段(トップチームの行動、選手の年齢の経過など)を介して強化されます。

可能な限り迅速に特定の能力値を上げるには、対応するカテゴリを「激しい」(一番上まで)に設定したカスタムスケジュールを作り、個別強化トレーニングで対応する能力を設定してください。ポジショントレーニングとプレイスタイルトレーニングが設定してあれば削除し、戦術トレーニングもできるだけ低くしてください。コーチが対応するトレーニングカテゴリで星の数を確保しているか、コーチ負荷が「軽い」になっているか(負荷は短期トレーニングにおいて星の数より重要)、そして選手に不満がないか(モラルが高いか)を確認してください。これらの要因はあなたに最高のトレーニングスコアと最高の能力値上昇のチャンスを提供します。

長期トレーニング

長期トレーニングはチームを性格を作り、認識させたい特徴をチームに浸透させるためのトレーニングです。ポゼッション主体のチームとして知られたいですか? ディフェンスマスターとしてですか? 長期トレーニングではチームの振る舞いを形成するための特定の能力値のセットを構築します。

上記リストを使用し、わたしが"プライム"スケジュールと名付けるカスタムトレーニングスケジュールを構築することができます。それは外部からの選手がチームの個性と哲学にフィットし、チームに加入しやすいよう、十分にバランスがとれたものである必要があります。さることながら、特に1つから3つのトレーニングカテゴリーに焦点を当てました。

以下はプライムスケジュールの例です;

攻撃 / ポゼッション (Arsenal, Barcelona, etc) - 戦術、攻撃
守備 / カウンター (Real Madrid, Inter, etc) - 戦術、守備、シュート
パワー / コントロール (Chelsea, etc) - 体力、ボールコントロール、戦術

試合以外の機会に同じ能力値を鍛えチームに馴染むために、プライムスケジュールは主にクラブへの新規加入選手に使われるべきです。メイン戦術が焦点を当てたトレーニングに反映されていることをよく確認してください。メイン戦術が守備的であるのに攻撃的なプライムスケジュールを選択することに意味はありません。

最後に

かなり多くのことを述べましたが、願わくばトレーニングと戦術トレーニングの機能について理解を深められることを。質問や他のTipsやテクニックがあればお知らせ下さい!

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